- 「木炭にはどんな種類があるの?」
「黒炭と白炭、どっちがおすすめ?」
今回の記事では「木炭の種類」と「おすすめの使い方」についてお伝えしていきます。
こんにちは、浦幌木炭です!
木炭って、様々な種類があるので何を使っていいか悩みますよね。
正直、あなたの好み次第...なのです。
「炭の良し悪しは、火つき、におい・煙・炎の有無、火持ちでしょうね。ただ、これは使う人しだいというか、何を一番に求めるかにもよります」 (千田淳インタビュー「炭の話」『薪と炭で元気になる!』農文協 , 2022年2月)
バーベキューや炭火焼き、農業やインテリアなどで使用するとき、「どのような木炭を使いたいのかな?」と、イメージを膨らませながら、読んでいただけたらと思います!
木炭とは?
そもそも木炭とはなんでしょうか?
簡単にいうと「木材の炭素だけを残したもの」です。
同じ木で作られた木炭でも、やき方の違いで特徴(硬さやph)が変わるのです。
薪と比べると、木炭には
・炎が出ない
・煙がでない
・軽い
という特徴があります。
何がいい木炭で、悪い木炭なのか...
これは、前述した通り、あなたが木炭に何を求めているかで変わります。
炭化が進んでいない(炭素以外の成分が多い)と、においや煙がひどいかもしれません。
でも、炭素以外の成分が多いと、火つきがいいというメリットもあります。
何を重要とするかで、選ぶ木炭は変わるはずです。
【木炭の種類】全3種
今回は、「黒炭」「白炭」「消し炭」で種類分けをいたしました。
では、それぞれご紹介していきます。
【木炭の種類】黒炭
読み方は「こくたん」「くろずみ」
浦幌木炭で作っているのは、こちらの「黒炭」です。
特徴は
・白炭と比べて柔らかいので火つきがいい
・樹皮が付着している
・表面から徐々に燃焼する
おすすめの使い方
・バーべキュー
・飲食店
・消臭・脱臭・除湿
・かざり炭
バーベキューで使えるのはもちろん、お部屋に置くと消臭効果を発揮してくれます。
飲食店では、炭火焼きや、鰻屋さん、焼き鳥屋さんなどにおすすめです。
備長炭などの白炭と合わせても使えます◎
かざり炭は、消臭・浄化・癒しの効果があります。インテリアとしても使えます。
【木炭の種類】白炭
読み方は「はくたん」「しろずみ」
特徴は
・黒炭と比べると、火つきは良くない
・火持ちが良い
・樹皮は燃え尽きている
・とても硬く、叩くとカンカン音がする
・赤々と燃焼する
おすすめの使い方
・飲食店
・消臭・脱臭・除湿
黒炭と同じく、焼き鳥屋さんなどの飲食店です。
白炭は火つけが難しいので、黒炭と合わせて使ってもらうと、時短や、火力調整が楽になる、経費削減になるどのメリットがあります。
【木炭の種類】消し炭
特徴は
・柔らかい
・火がつきやすい
・農業利用に向いている
です。
消し炭は土壌改良をする際に役立ちます。
農作業をされている方や、化学的なものを使わずに土を綺麗にしたい方におすすめです。
木炭の種類まとめ
いかがでしたか?好みの種類は見つかりましたでしょうか。
浦幌木炭では、黒炭を取り扱っています。
気になった方はぜひ浦幌木炭の炭一覧のページから探してみてください。
こちらの記事では木炭の種類と、おすすめの使い方についてご説明いたしました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
参考図書
農文協
・『炭をやく 炭を使う』2012年6月
・『季刊地域 薪と炭で元気になる!』2020年2月